検察側の罪人の映画がDVDに!
間違いなく面白かった!見応え十分です!
何といってもキャストがイイっ!!
ここまでハマった作品は久々だったので、確実にBlu-rayは買いましょう。
一気に原田監督のファンになります!
木村さんをはじめとするキャストの皆さんにも大拍手を送りたいです。
木村さんは、この作品でアカデミー賞を獲るに違いないと確信していましたが、なかなか難しいかな?
面白かった。
複雑・重厚な人間ドラマで、さすが群像劇を撮らせたら、
邦画界でも指折りの原田眞人監督作品です。
木村拓哉演じるエリート検事と彼に心酔する新米検事が二宮和也。
ふたりの正義への考え方の違い。
本当の悪を裁くのに、「毒をもって毒で制して、いいのか?」
犯罪を裁くべき検事が、自ら手を下していいのだろうか?
|
映画の内容は複雑です。
検察事務次官の橘(吉高由里子)が、雑誌社と密接な関係だったり、
世間知らずの沖野をリードしての、腹黒ぶりがなかなかでした。
ブローカーの諏訪部(松重豊)の上手さにも舌を巻きました。
出演者に山崎努やキムラ緑子、八嶋智人が出ているのは映画の奥行きと幅が広く感じました。
それにしても、プライドを捨てたような木村拓哉の開き直った熱演。
更には、
取調室の二宮和也の恫喝は、一見の価値がありますよ。
ニノの取り調べのシーンは迫力があり、あれだけのセリフをあんな早口で、よく言えたものだと感心しました。
楽しい映画でないけど、最後の最後まで面白い映画でした。
見応え十分です。
|