リーダーの条件とは?世界一幸福な国コスタリカの大統領はデモに悩んでいた?

世界を引っ張っていくリーダーは、どんな人がいいのか?

こんな言葉があるが、

先日、テレビでこんな番組をみた。

『未来世紀ジパング・世界一のリーダー』

この番組で数人の世界の首相・大統領リーダーが出てきます。

最年少リーダー

最年長リーダー

最年期大人気リーダー

女性リーダー

どの国のリーダーも素晴らしい人格者である事は間違いないが、

どんなリーダーが一番良いのでしょうか?

この番組の特集はリーダー必見です!!学びも多いと思います。

うまくいっている国もあれば、

そうでない国もある。

国民が望むのは、経済?社会保障?それとも・・・。

今年は、日本では「自民党総裁選」、アメリカでは「中間選挙」があり、長期政権で”欧州の顔”ともいえるドイツのメルケル首相が引退することが決まるなど、「世界のリーダーの分岐点」でもあった。

番組では、「世界一」の称号を持つ3人のリーダーを徹底取材、どんなリーダーが国のトップとして良いのかを考えていく。

世界一幸せな国”コスタリカの38歳の大統領!

イギリスのシンクタンクの調査で、3回連続1位になった国、コスタリカを取材。

公立の学校や医療費が無料など、幸せといわれる所以がたくさんある国だが、そんな国のリーダー(大統領)に38歳の元新聞記者の男性が就任した。

幸せの国だけに、安定したベテランが国のトップなのかと思ったら、そうではなかった。

38歳の最年少大統領を直撃すると、

驚きの真実が次々と明らかになる。

コスタリカの最年少大統領 アルバラード氏

なんと就任する前に、国の長年持ち越してきた財政赤字にメスを入れると豪語!!

当選すると、さっそく大幅な公務員給料・退職金を減給!などに手を付けて

国民の大反感を買う!!

なんと大規模な市民デモも発生していた!!

国民幸福度世界一の国なのに!!

そんな中、番組は大統領に直接インタビューをしていた!!

最後に聞いた『リーダーとは何でしょうか?』

コスタリカの最年少大統領 アルバラード氏は答えました。

政治家になるには3種類あります。

➀お金のためである者 ➁カッコイイから ➂役に立ちたいと信念がある者

これは➀➁はダメです。

➂国のことを真剣に考え良くしたいと信念を持ち、未来を見据えた決断を下す者。

未来を守るためには、この問題に真正面で受け止めて高行動を起こした。

政治家になるには人気がないテーマである事はわかっている。

なかなか良いことをおっしゃいますね(笑)

更にコスタリカに革命を起こしたのは過去のフィゲーレス大統領

戦争で国民の死を嘆いた大統領は言った。

『兵士よりも多くの教師を!』

だからコスタリカにはそれ以来、

国に軍隊がない。

なんと驚いた決断をする大統領がいたものだ。

正しいのはわかりますが、想像を絶する危機感があります・・・

しかし、それから数年!

世界幸福度ランキング1位に

3年連続輝くことになる!!

見習うべき事実かもしれません。

そして番組は、

世界で初めて産休をとった首相を紹介。

女性が活躍するのは、今や当たり前のことだが、ニュージーランドの首相は、その一つ先を行く人物。

今年、国のトップとして世界で初めて“産休”をとったのだ。

アーダーンさんが首相を務めるニュージーランドは、女性の国会議員が、4割を占めるいわば女性が活躍する最先端の国。

ニュージーランドに行ってみると、国会の議場で、授乳がオーケーなど、様々な制度が整っており、日本とは全然違う場所だった。

夫と子供とともに会見するアーダーン首相

更に番組は、

世界一の市長は

“平和な街”を作り上げたリーダーだった!

イギリスのある調査で“世界一の市長”に選ばれた、ベルギー・メヘレン市のソーメルス市長。

メヘレン市は、人口8万人の小さな市だが、130カ国から来た人々が住む“国際都市”でもある。

”色んな人がいる”ということは、可能性も広がるが、非常に難しい複雑な状況だともいえる。

そんなメヘレン市の市長を、10数年にわたり務めてきたソーメルス氏は、メヘレンを美しく平和な街に作り替えた。

具体的に何をやったのか?

10年前に治安が最悪の街を再生させた市長!!

130の国から来た民族がきている町、思考の違いで町は悪化の一途!!

それを変えた秘策!!

カメラ・警察に投資したのだ!!

汚い街が犯罪を生むと掃除強化。

移民難民をサポートした。たとえば自転車教室(笑)語学

日本みたいに義務教育にないからね、自転車に乗れると生活が変わる。

制度、バディ制度、新しい移民を住民とペアに生活をする制度がある。

シリア難民の方がインタビューに答えていた、市長に深い感謝をしている。

外国人が増える日本にも、ヒントになりそうなことが沢山。

大変、考えさせられた番組でリーダーは必見でした。

1人のリーダーが、変えていく時代は終わりました。

本当のリーダーは皆を巻き込んで

やる気にさせて楽しいなってさせるチーム力を大切にするリーダーがいい。

日本経済新聞社 編集委員 太田泰彦さんが語りました。

フォーチューン誌が発表した世界のリーダーランキング1位は

なんと、『学生たち』 でした。

数々の乱射事件に立ち上がった学生たちが、アメリカの銃規制を強化する事を訴えた!

フォーチューン誌は、リーダーとして1位を与えた。

そうです!

もう一人が、みんなを引っ張る時代は終わりました。